現役看護師の皆様はこんなことで悩んでいます

当サイトは、数多くの現役看護師の方の声を元に、実際にあったイジメやパワハラ、セクハラなどの人間関係の問題や、給与の不満、超過勤務の問題、退職させてもらえない問題など、様々な看護師の悩みとその解決方法を多いものから順にランキング形式でまとめてあります。

自身の現状と照らしあわせてみて、そこから最良の解決方法をみつけてみましょう

看護師の悩みランキング

ここからはそのなかでも特に問題が大きく、実際に退職を決意するにまで至った現役看護師の方の悩み上位5つをランキング形式で解説していきます。
その中で、もし現在、あなたが悩んでいる問題で同じような理由があるなら、退職して新たに自分に適した病院を探すのも十分に現実的な方法だと言えます。


上記した5つ以外にも、「引き止めにあってしまいなかなか退職ができない」などの悩みも多く聞かれました。

自身の現状と照らし合わせてみて、転職すべきかとどまるべきかを、冷静に判断してみてましょう。

第1位 同僚や先輩ナースとの人間関係の悩み

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病院に限らず、どこの職場においても、ウマの合わない人というのは少なからずいるものです。

しかしその限度をあまりにも超えていれば、当然業務にも差し支えが出てきてしまいます。

では具体的にどのような問題で看護師さんが悩んでいたのか、またどのように解決したのかを、実際にあったケースを元に解説していきます。

仲間はずれや無視など、あきらかなイジメを受けている

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<30代後半 パート勤務>
入社してすぐから今まで(半年以上勤務しています)、三人の看護師さん(全員年下)に明らかに険悪にされています。

挨拶を返してもらえないのはもちろん、仕事上伝えるべきことも伝えてもらえなかったり。。。

他にも細かな事ですが、私がやり終えた業務をすぐにやり直されたり、患者さんと話しているとその会話に割って入ったり、忙しい時に手伝ってもらえないのはもちろん、皆のいる前でも、私がいるだけでを露骨にイライラした態度を出されたり、近寄るなオーラを出されたり、、、。

キリがありません。

それでも、お金の為と我慢していましたが、あまりにも酷かったので、そのことを看護師長に相談したら、今度はその看護師長にまで冷たくされるようになってしまいました(その年下の看護師のリーダーは看護師長のお気に入りでした)。

今、精神的にもとてもつらくて辞めたほうが良いとは思うですが、再就職が不安です。
どうすればよいのでしょうか?

解決方法

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看護師とはとてもやりがいのある仕事ではありますが、反面、とても辛い仕事でもあります。

上記の体験談はあまりにも酷い環境ですが、たとえばこのような「挨拶を返してもらえない」「全員にすべき連絡を自分にだけ回してもらえていない」など、明らかな嫌がらせを受けている場合、まずは 先輩や経営者など、イジメの首謀者より上の立場の人間に相談することがベスト です。

しかし、そういった頼りにできる人間が現状一人もいないのなら(経営者が無能、頼るべき立場の先輩看護師がイジメの首謀者など)、その境遇にしがみつくのではなく、すぐにでも、新たに自分に最適な病院を探す行動に移りましょう。

というのも、現在どこの病院においても深刻な看護師不足に陥っているため、 看護師の転職は他業種と比べても圧倒的に成功率が高く、再就職が驚くほど簡単に出来る状況 だからです。

つい、その劣悪な状況にストレスを感じながらもそれでも頑張らなくては、などと思いがちですが、そこは自分の為にも、今後あなたが担当するであろう患者さんの為にも、勇気を持って行動を起こすことがとても大事です。

そして、そこで一番重要となるのが、自分に最適な働きやすい病院の探し方です。
そのコツも、実際にあった体験談を元に解説していまので、そちらを参考にして慎重に新たな病院を探しましょう。
けして給与や勤務地だけで決めて、同じ失敗を繰り返さないようにしましょう。

第2位 上司や経営者に対する悩み

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第1位と同様、こちらも人間関係が原因となる退職理由です。
しかし、同僚や先輩ナースに対する不満より、こちらの方が根が深い問題だと言わざるをえません。

もし同僚や先輩ナースとの人間関係に問題が生じた場合でも、さらに上の上司に相談できる環境が用意されているなら、その問題を解決できる可能性はゼロではありませんが、 上司そのものに問題がある場合それを本人に訴えたところで、さらに問題を大きくしてしまう可能性が高い です。

実際にあった具体的な事例として、社会人として信じられないパワハラやセクハラなど、耳を疑うような問題がありました。
なかでもここでは、あきらかなえこひいきや、責任転嫁、シフト作成の問題など、典型的な例を見ていきましょう。

上司からのえこひいきによるイジメ

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<20代 病棟勤務>
看護師長の事で悩んでいます。

最近異動があり、心機一転がんばるつもりでいましたが、師長に問題が多すぎてやっていく自信がありません。

一目見て、いかにもヒステリックで(漫画の教育ママ的な、いかにもな感じです)、まともな会話が出来ない人と感じたので、あまり距離はつめずに必要最低限の会話だけで済ませていたのですが、どうやらそれが気に入らなかったらしく、私にだけ風当たりがとても強い状況です。
例えば私がミスをすると、みんなに聞こえるようにヒステリックに怒鳴り散らすのはもちろん、自分のミスも私の知らないところで私のせいにされている状況です。

さらに、シフト作成の時間も大変遅く。一度決定したシフトも後で変更しまくりで、それに答えられないと、「責任持って仕事してください!」などと、見当違いに怒鳴り散らす始末。

挨拶を返してもらえない、他の同僚に聞こえるように嫌味を言われるなど、細かいことを上げればキリがない状況です。

職場の問題を解決する能力が無い

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<30代 クリニック勤務>
私は直接関わりが無いのですが、前に同僚間でもめた事があった時に(というか、簡単に言うとイジメです)、あまりに職場の空気が悪かったので、事の顛末を話し解決に向かうよう上司に相談したのですが、

「あなたが自分でなんとかしなさい!」
「私は無関係だからなんともできない」

をヒステリックに繰り返すばかりでなんとも頼りないです。
また、どうやらそのいじめている方が看護師長のお気に入りだったらしく、それからと言うもの、あたしに対しての嫌がらせもチラホラ。

朝起きて、出勤時間が近づくと胃が痛くなるような状態で、とてもやる気になりません。

解決方法

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上記のように、直接上司に問題があると感じた場合でも、まず最初にすべきことは「怒りを抑えて自分を省みる」ことが重要です。

ノートなどに「自分がしたこと、されたこと」を記述していき、客観的に見て自分にも問題がなかったのかをまずは冷静に判断してみてください。

それを経て、あきらかに不遇な状況だと判断したら、次は実際に行動に移しましょう。
例えば、主任に問題がある場合は看護師長に、看護師長なら総看護師長にと、その上の人間に事の全てを話して相談してみるのがベストです。

それでも問題が収まる気配がないのなら、その病院の管理体制能力は皆無だといえます。

特にクリニック勤務など、少人数で動いている場合などは解決が難しく、相談したことで更に問題が悪化する可能性があることも否めません。

そうなった場合、その病院は自分に向いていないと早々に見切りをつけて、新たな環境を探すことも重要です。


第3位 給与に対する悩み

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同世代の会社員と比べ、割高だといわれている看護師の給与ですが、これも病院により大きく変わっていきます。

看護師の平均給与と比べて、10%以上自身の給与が低い場合、せっかく苦労して資格をとって、拘束時間が長く大変な思いをして働いても、これでは全く意味がありません。

すぐにあなたの働きに見合った給与を受け取れる新たな病院を探しましょう。



第4位 超過勤務や夜勤負担に対する悩み

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一般的に拘束時間が長いと言われている看護師の業務ですが、この問題も病院によって大きく変化します。

特に、管理体制に不備がある病院などでよく見られる、三交代勤務の場合の日勤後の夜勤などでは、十分な休息が取れないまま、日中夜働く事も珍しくありません。

これでは集中力が散漫になり、業務に支障が出てしまうはもちろん、病院側の看護師の体調管理も怠っていると言わざるをえません。

以前は横行していたこれらの問題も、現在では様々な病院で大きく改善されていますので、 現状を当たり前だとあきらめずに自分を求める理想の職場を見つけ出すことがとても重要 です。


第5位 仕事に対するやりがいがもてない悩み

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やりがいのある看護師の仕事ですが、例えば雑用の様なルーチンワークを日々繰り返えさせられていては、看護師としてのレベルアップが望めないのはもちろん、仕事そのものに対する熱意も冷めてきてしまいます。

これを自分のやる気の無さだと責めるべきではありません。

環境の整った病院では、看護師の業務レベルをしっかりと査定して、結果、それが給与に反映されるシステムをとっています。

これにより、日々の業務にも熱意を持って取り組むことができるのはもちろんの事、利用する患者さんにとっても良い結果が生まれ、良い病院作りに繋げることができます。

このようなシステムをしっかりと構築している病院を見つけることで、日々の業務にもハリが出て、看護師としての自分に誇りを持つことにつながります。


上記の5つが、現役の方々が実際に退職を決意するにまで至るほど問題となる主な悩みです。いかがでしたでしょうか?

もし、あなたが今抱えている問題と同じものがあるなら、そこを離れて新たな環境を切り開くのも、十分に現実的な選択肢と言えます。
逆に、これらに該当しない問題であれば、その環境でもう少しだけ踏ん張ってみる事も考えてください。
退職して別の環境に再就職するというのはとてもエネルギーが必要な事です。 そこにとどまることで時間が解決してくれる問題が多いことがある事を考えるのも大切 なことです。

冷静に、かつ客観的に考慮して決意が固まったなら、次はいよいよ、その環境からの自分を解放すること(つまり退職)、そして自分にピッタリと合った新たな環境での再チャレンジ!となります。
次ページからはスムーズに進める退職方法を解説していきます。